前回の念珠に続いて、念珠と言えば一緒にくっついてくる動作である合掌についても書いておきます。

合掌といえば仏様に礼拝するときの作法の一つですが、仏教国では挨拶の代わりに合掌して相手に礼をつくします。右手が清浄(仏様)を表し、左手が衆生(私たち)を表し、衆生が仏になる成仏を表します。そこから二つのものが合わさって調和するという意味合いもあるようです。

インドでは現代でも人にあったときに合掌して挨拶します。「ナマス」は「南無」のこと、「テー」は「あなたに」のこと。つまり「ナマステー」は「南無あなたに(あなたに礼拝します)」ということです。

お坊さんがお辞儀ではなく合掌をするのは、相手を敬い感謝する気持ち表しているためです。食事の時に合掌するのもいただいた命への敬いと感謝を表しています。

単なるポーズだけではなく、自然に合掌をできる心を持ちたいものです。