コロナ禍で中学生のマスクに思う

コロナウイルスが世間を騒がせています。そんな中で中学生が612枚の手作りマスクを山梨県に寄贈したというニュースがありました。マスクを作るためのガーゼやゴム紐などの材料は、お年玉を使って買い揃えたという話に、暗いばかりの毎日に暖かい気持ちを頂きました。

一方、静岡では県議員が2000枚のマスクを転売し、888万円も売り上げ問題になりました。問責決議案が可決すると、辞職は考えず反省して議員として恩返しをしていくと宣言したそうです。同じ大人として恥ずかしい!と批判する私の中にも、自分だったらお年玉で人のためにマスクを作ったりできないし、マスクを大量に持っていたら888万円儲けたいという自分がいることを知らされます。非常時にこそ、どこに立って生きているのかということが問われてくるのでしょう。